【令和6年度版】
第2編 労働条件の決定(規制)システム 労働契約等
第1章 労働条件の決定システム
一般のテキストにおいては、「労働者」及び「使用者」を学習した後は、「労働憲章(基本原則等)」に進むのが通常といえますが、当サイトでは、先に「労働条件の決定(規制)システム」の全体像を学習しておきます。
この方が、労基法ひいては労働法の全体の見通しがよくなるからです。
ただし、第1条等の基本的な規定は、ここで学習します。
なお、一般のテキストにおける「労働憲章」の部分は、当サイトにおいては、「第3編 客体」の中の「第1章 労働憲章 = 労働者の人権保障」(こちら以下)が対応しています。
以下では、まず、労働条件を決定(規律)する基本的な法源の4つの全体像について学習します。
その後、労使協定等についても、その全体像を押さえておきます。
また、労働契約については、全体像だけでなく、ここで詳しい学習もします。
なお、就業規則については、情報量が多いため、ここでは概要のみを見て、後に「労働条件の決定システム その2」(こちら)として詳しく学習します。